当院では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が約60名以上勤務しております。
三誠会では現在、医療保険/介護保険の両分野でリハビリテーション業務に携わっています。 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、適切な評価に基づき、訓練のみでなく生活のための指導・助言をいたします。
理学療法 痛みがある、体が硬くなってしまう、力が上手く出ないなどの悩みに対して訓練を行います。温めや電気治療などの物理療法の併用も行っています。それにより起き上がりや立ち上がりなどの基本動作や歩行の改善を目指します。装具や靴、杖、車椅子などの相談・作製にも対応します。
作業療法 身の回りの動作、トイレやお風呂など日常生活動作や家事動作など日常生活関連動作の改善を目指します。また自宅に帰るにあたり、家屋調査や改修の相談にも対応します。脳損傷による高次脳機能障害などの訓練や支援にも介入します。
言語聴覚療法上手く会話ができないなどコミュニケーション障害に対する訓練や、食べること・飲み込むことの障害に対して訓練を行います。言葉で伝えられない時にはレッツチャットや伝の心、文字盤などコミュニケーションツールの利用も検討・介入します。
リハビリテーション部のスタッフ
リハビリテーションやリハビリという言葉は、日常生活の中でもよく耳にする言葉であると思います。
世間的に認知されているリハビリテーションのイメージとは、「スポーツ選手がリハビリでケガから復帰」「病気を患った人がリハビリで回復」といった機能的な回復訓練というイメージが強いのではないでしょうか?
リハビリテーションの語源はラテン語であり、
という語源があります。
また、韓国ではリハビリテーションのことを『再活』と表現するそうです。再び活動や生活を取り戻すという意味です。機能回復ということだけでなく生活を含めた全般、つまり、
『その人らしく居られる状態の再構築』をするものがリハビリテーションであるのです。