耳鼻いんこう科の紹介
「耳鼻いんこう科(耳鼻咽喉科)」は、頭部(頭と顔)と頸部(首)から脳・眼・首の骨と神経・筋肉等を除いた広い範囲を担当しています。最近では「耳鼻咽喉科頭頸部外科」と表記されることも多くなりました。その範囲の中には呼吸(呼吸・発声・構音)と食事(咀嚼・嚥下)に関わる重要な器官があり、また聴覚・嗅覚・味覚等の感覚器が含まれています。当科ではこれらの部位に起こった様々な症状を抱えた方に対して、丁寧に問診・診察し、迅速で正確な診断・治療を行うよう心がけています。診断・治療の結果、入院治療や精密検査が必要な場合は浜松医科大学附属病院・両聖隷病院・浜松医療センター・磐田市立総合病院等の病院へ紹介し、治療が遅れることのないように対応します。 耳・鼻・のどに関して困った事、気になる事がございましたら、お気軽にご相談下さい。 |
担当医スケジュール
受付 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
本間 芳人 | 午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 第1・3 ○ |
午後 | ○ | - | ○ | - | ○ | - |
耳 鼻 い ん こ う 科 医 師 名 本間 芳人 |
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耳鼻いんこう(咽喉)科で扱う主な症状と病気
- 風邪の初期症状 はなかぜ、のどかぜ、咳、声がれ
- 耳について 痛み、つまり、かゆみ、耳だれ、出血、耳あか、聞こえが悪い、聴力相談、補聴器相談、耳鳴り、中耳炎、外耳炎、異物(水・種・おもちゃ・虫・ティッシュペーパー等)、耳の形の異常
その他 ピアスの穴あけ - 鼻について 水ハナ、青ハナ、黄ハナ、臭いハナ、鼻つまり、副鼻腔炎(蓄膿)、頬の痛み、頬の腫れ、におい障害、アレルギー性鼻炎、花粉症、鼻出血(ハナ血)、いびき、睡眠時呼吸障害、異物(豆、おもちゃ、ティッシュペーパー等)
- 口の中 口内炎、舌炎、歯および歯肉以外の痛み、味の障害、出血、できもの、傷
- のど(咽頭・喉頭)について 痛み、腫れ、渇き、咳、痰、血痰、声がれ、つまり感、いびき、睡眠時呼吸障害、飲み込み障害、扁桃炎、扁桃肥大、咽頭炎、喉頭炎、異物(魚骨・義歯)
- くびについて くびの痛み、腫れ、しこり、耳下腺の病気、甲状腺の病気
- めまいについて 突然のめまい、くりかえすめまい、メニエール病、立ちくらみ
- 顔について 顔の痛み、顔のしびれ、顔面神経麻痺
- 顔、耳、くび、口の中の切り傷
スギ花粉症・通年性アレルギー性鼻炎でお悩みの患者様へ
当院でも舌下免疫療法を開始しました。スギ花粉症・通年性アレルギー性鼻炎と確定診断された患者様は舌下免疫療法による治療を受けることが出来ます。
舌下免疫療法をご希望される患者様はぜひご相談ください。
舌下免疫療法とは
治療薬を舌の上に置き、薬ごとに定められた時間保持したあと、飲み込みます。その後5分間はうがい、飲食を控えます。毎日の服用が必要です。
舌の下から入ったアレルゲンが体内で反応し、アレルギー反応を抑制する免疫反応が起こる事で症状が抑えられると考えられています。
期待できる効果
- アレルギー症状の抑制
- 緩和 ・アレルギー治療薬の減量
- QOLの改善
スギ花粉症の場合は治療開始後の初めてのスギ花粉飛散シーズンから効果が期待できます。(スギ花粉症に対する舌下免疫療法はスギ花粉が飛んでいない時季に治療を開始します。)
通年性アレルギー性鼻炎の場合は治療を開始して数か月後から効果が期待され、年単位で継続することで最大の効果が得られると考えられます。
往診について
みみ・はな・のど等の症状で困っているけれども移動が大変で外来受診が難しい方には、ご希望により往診をさせていただきます。特に耳垢のつまりで聞こえが低下している場合は、取り除く事で生活が一気に改善する事があります。認知症の発症および進行を防ぐ一助にもなります。耳垢処置(そうじ)の依頼だけでも遠慮する必要はありません。
往診ご希望の場合は、下記往診依頼シートを印刷・ご記入のうえ、当院受付まで診療時間内にご連絡ください。
調整の上、後ほど往診の日・時間等をご連絡させていただきます。
施設用往診依頼シート 個人用往診依頼シート