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影 山 康 徳 | PM | × | × | 第1・3・4・5 AM | AM | 第1・3 AM |
リ ウ マ チ 科 影 山 康 徳 |
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医学博士
日本リウマチ学会専門医、日本リウマチ学会指導医、
日本リウマチ財団登録医、日本整形外科学会専門医
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関節リウマチ、足の問題でお悩みの患者は外来にてご相談ください。
当院では関節リウマチの新しい治療薬である生物学的製剤の投与を外来にて行っております。
免疫異常に伴う全身性の内科疾患として、慢性関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどを含む疾患群を膠原病と言います。関節炎や皮膚炎などが多く見られる症状ですが、時には肺、腎臓、肝臓、筋肉、末梢神経などにも異常が見られた際症状を呈します。治療もその病気の活動性を見ながら調節が必要です。当院では、血液検査をはじめ種々の検査にて活動性を診断し一人ひとりにあった治療を行うことを心がけております。
関節の炎症が長引くと、滑膜という関節の動きを補助する役目の水分を覆う膜の血管や細胞が増え、滑膜自体が大きくなり関節の腫れやこわばりを引き起こします。炎症がさらにひどくなると骨の軟骨、じん帯、そして骨自体をも破壊してしまいます。軽症の場合は、規則的な安静期間が指示されますが、重症と診断された場合はベッドでの完全な安静を余儀なくされることになります。
朝に1時間ほど手がこわばるようなものや、関節が痛む、腫れる等が長く続くようならば注意が必要です。その他、皮膚が赤くなる、微熱が続くなどにも気をつけた方が良いでしょう。最近では”若年層リウマチ”というものも珍しくないため、若い方もご自分の身体の健康に気を遣った方が良いでしょう。
関節リウマチの治療はおおまかに、薬物療法、リハビリ療法、手術療法に分かれますが、その中で、近年最も大きな進歩を遂げた治療は薬物療法です。薬物療法では従来より、消炎鎮痛剤、ステロイド剤、免疫調節剤が使われてきました。近年、いくつかのサイトカイン(タンパク質)が関節リウマチの病状の悪化をまねくことがわかり、これらのサイトカインの作用を直接抑える薬剤が使われるようになってきました。この薬剤は生物学的製剤と言われるもので、レミケード、エンブレル、アクテムラ、オレンシアなどが含まれます。従来の薬剤では関節リウマチにより生じる関節破壊の進行を抑えることが困難でしたが、生物学的製剤を使うことにより、これが可能となってきました。当院においても生物学的製剤の投与が可能ですので、ご希望の患者さんはぜひご相談ください。