私たちは、地域の医療機関やさまざまな保健・福祉サービス機関との連携窓口として、患者様に切れ目のない医療・看護・介護サービスが提供できるように支援します。 主な役割として、入院相談・福祉医療相談・退院支援を担っています。
現在、急性期病院に入院中の患者様の転院先を探している方や、在宅で生活されているが入院して集中的にリハビリテーションを行いたいと考えている方など、ご入院のご相談をお受けしております。
ご入院をご希望の方は、事前面談を行わせていただきますので、お電話でご予約の上、お越しくださいませ。
当院へご入院中の患者様や、外来通院中の患者様・ご家族様のご相談をお受けしております。
「退院後は在宅で生活をしたいけど、どのように準備をしたらいいか、わからない。」
「施設への入所を考えたいけど、どんな施設があるの?」
「身体障害者手帳を取りたいけど、どうやって申請したらいいの?」 と思っている方、ご相談ください。
介護保険や特定疾患、身体障害者の自立支援制度など、各制度の説明や手続きの方法など、ご説明いたします。
当院1階の受付にて相談員をお呼びいただければ対応させていただきます。
当院は多くの神経難病の患者様にご利用いただいています。
パーキンソン病 | 68名 |
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パーキンソン類縁疾患 (多系統委縮症、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺など) |
34名 |
筋委縮性側索硬化症 | 9名 |
計111名/148床中(142床・退院数含む)(令和5年8月) |
142床中、約半数以上が神経難病の患者様です。後の半数は脳血管疾患、脊髄損傷などリハビリテーションを必要とする患者様です。
人工呼吸器装着(TIPPV) | 13名 |
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NIPPV | 6名 |
気管切開 | 32名 |
(令和5年8月) |
医療依存度の高い患者様を開院から積極的に受け入れさせていただいています。
人工呼吸器やNIPPVをご使用になる患者様も安心して入院生活を送っていただけるように努めております。
社会的に入院期間短縮化の必要性が高まっており、療養病床においても退院支援を行う事が必要となってきました。その為、当院では、入院患者様が、安全で安心した退院ができる事を目的に、H24.4月より、地域医療連携室内に、退院支援室を設置致しました。退院調整担当看護師、MSW(社会福祉士)を置き、各病棟看護師(退院調整担当)と連携を取っています。
高齢化社会・家族形態の変化などの様々な理由から、簡単に在宅復帰できない方が多くなっています。当院では、ご本人・ご家族の不安・悩みを受け止め、安全で安心した在宅復帰が出来る方法を見つけ、きめ細かい退院指導が出来る様に、各専門職が協力して退院支援を行っています。
また、地域の医療機関、ケアマネージャー、在宅サービス担当者との連携も大切と考え、情報交換を密に行っています。 自宅以外に生活の場を求める場合も、ご本人・ご家族の希望を聴き、介護施設等の情報提供を行い、選択に関しての助言を行っています