例年よりも早い≪梅雨入り宣言≫がされ、6月になって一層梅雨らしくなってまいりましたが、お体はお変わりございませんか?
お天気の変わり目などには、持病の症状が強く出やすくなりますので、何卒御自愛のほどを!
さて今月は『在宅医療』について、少し考えてみたいと思います。
最近厚生労働省の主導により、医療抑制の目的もあって、盛んに『在宅医療』という言葉が聞かれます。
特に開業医さんなどが中心となって『在宅医療』を実施されている事が多いのですが、24時間に亘って仕事をし続けるのは、なかなか体力的にも精神的にも大変なことだと思います。
この『在宅医療』を取りまき、訪問看護・訪問介護・訪問リハビリテーションなど各種のサービスが用意されています。また薬剤管理とか栄養管理とかの部門も用意されています。
しかし一般の方々はまだ、その制度の存在も知らないという方が多いのではないかと思います。
在宅医療看護・介護等、いろいろな言葉がありますが、簡単に言えば“自分の家族を、自分達の手で自宅で面倒をみましょう”という意味です。
医療や看護或いは介護が必要な場合には、それぞれの施設へ申し込みをすることによって、そのサービスを受けることが出来ます!という制度と御理解して頂くとよいと思います。
御家族の症状によって、医療や介護が必要となったり、リハビリテーション的な事がしてみたいとか、日常生活の介護を希望するといった内容によって、諸々のサービス提供が受けられるということであります。(但し経費がかかりますが・・・。)
何らかの障害を抱えてしまった方を、ご家庭で面倒をみたいと思っていらっしゃる御家族は非常に多いと思います。少しでもその人達の手助けとなれるように、出来る限りの安心を御家族に提供し、ご負担を軽減出来る制度もありますので、御希望の方は一度わかば病院にご相談頂ければと思います。
今回はこの辺りで、次回はもう少し詳しくいろいろな制度について考えてみたいと思います。
ではくれぐれもお体をお大切に!!
- POSTED at 2011年06月09日 (木)