8月は呼び名として 「 葉月 ( はづき ) 」 といい、今年は7日に立秋を迎え、暦の上では秋が始まります。実際には一年で一番熱い季節で、「 ひまわり 」、「 あさがお 」 が咲き、子供のころには花火大会や夏祭りが楽しみな夏休みがありました。
諸説ありますが、旧歴の8月になると広葉樹が色づき徐々に美しい紅葉になっていく、その様子から葉っぱの色が美しくなる月を葉月というようになったといいます。
現在の暦は太陽の動きに基づいていますが、古来日本では新月を1日とし月の満ち欠けを目安に時を知り、季節に思いを馳せ暮らしてきました。
このように、日本には季節を表す言葉が多く、和風月名はその月ごとにそれぞれの意味や由来がたくさんあって、知るごとに当時の生活の風景がよく見えてきます。合理的、効率的な思考が求められる現在であっては、失いたくない日本人の繊細で豊かな感性であるといえます。
7月13日に北斗わかば病院と介護施設の職員71名は、浜松市浜北区振興課の協力により防災訓練の一環として起震車による地震体験を行いました。
最初、震度5強の揺れを体験し、続いて震度7度の揺れを体験しました。職員は、机や手すりにしがみついた姿勢で、揺れに一生懸命耐えていました。
地震を疑似体験した職員からは、『 すごく揺れた 』、『 家が潰れてしまう 』、『 身を守る方法を考えないとね 』 など様々な声が聞かれ、地震の怖さや防災の大切さを感じることができました。
災害はいつ起こるかわからないので、いざという時に患者さんや利用者さんの身を守れるような備えをしておくことは、とても大切だと思いました。
事務長 西山 隆幸
- POSTED at 2021年08月18日 (水)