秋桜畑の上を風が渡る季節となりました。 皆様 如何お過ごしでしょうか ?!
9月29日金曜日には、北海道の利尻山より初冠雪の便りが届きましたね。
朝夕の気温が下がり、一日の寒暖の差が大きくなる為、この時期は風邪を引きやすくなりますのでご注意下さい。
今のうちに美味しい物を食べて体力をとり戻し、これから到来する冬に備え、体の手入れをしておきましょう !!
さて、今回は ≪ 介護の質 ≫ というものについて考えてみましょう。
昔から 「 介護 」 というと、お世話をするといった感覚があり、介護が出来るか出来ないかが、ご家族にとって重大な問題になっていたものです。
どうしても 家族内でお世話がしきれなかった際に、家庭が崩壊してしまったりという現象が起こったりもしました。
現在は、ご家族の負担をなるべく軽くする為に介護保険制度が整備され、いろいろ特色のある施設が出来たのだと思われます。これは相互扶助的発想が生み出した結果とも考えられます。
最近、その状態からもう一歩進んだ 「 自立支援型介護 」 という発想があります。
この発想は、取り戻す介護ではないかと思います。失った機能を少しでもいいから回復させ、日常生活の場で自分で出来ることを少しずつ増やしていく、 という 取組みだと思います。
医療や介護に携さわる者が被介護者の状態をしっかりと把握し、日常生活の場にも係わる事で家族環境を確認し、本人そして家族の意向等を確認した上で、やりたい事をしっかり聞き出し、それを医療 ・ 介護に活かしてゆくことが求められてきています。
そこにはご本人、ご家族の 『 こうしたい!』 という意志が必要です。
強い意志がないと、当然リハビリの効果も望めません。強いご希望があってこそ、我々医療 ・ 介護に携わる者も一緒に、という思いが出てくるものです。
今後は、自立支援型介護という発想が制度上も求められるようになってきます。
『 その人らしく 心地好く 介助者も楽しみながら接する事が出来る環境にする。』 という事が大切なのだと思います。
少しでも日常生活を快適に過せるようにしたいものです ❤
爽やかな季節をご堪能ください ヽ(^。^)ノ
- POSTED at 2017年10月10日 (火)