*霜月 Dr. 長嶋の医療コラム* 

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医療コラム

*霜月 Dr. 長嶋の医療コラム*
秋を通り越して一気に冬になってしまったかのような今日この頃です。皆様方、お風邪を召していませんか?

体調のコントロールがしにくいこの季節、“寒暖の差”に注意して元気に過ごしましょう。


さて今月の話題は『加齢臭』です。

いわゆる体臭のことですが、とくに高齢の方々に時にある体臭のことです。

加齢に伴い、脂肪酸がより多く分泌されることによっておこります。

何故か男性の方に出やすくなります。その原因は“ノネナール”という“脂肪酸”が加齢に伴い、皮脂腺から多く分泌され、“過酸化脂質”によって分解されて生じるからです。

加齢臭は衣服にも移り、古本の臭いに似た臭いがしたりすることもあります。

この臭いを予防するには、入浴やシャワーで汗をこまめに流し、体を清潔に保つのと同時に、下着等を毎日取り替え、食事も抗酸化効果のある緑茶、胡麻、豆腐、青魚などを食べるように心がけましょう。動物性蛋白質は体臭を強くし、コレステロールを高めたりもするので、成るべく摂取しないようにしましょう。

また≪ストレスを溜めない≫ことも必要です。

いろいろ書いてきましたが、体臭は人によって個体差が激しい上、その臭いを感ずるのも人によって違いがあるので余り気にしない方がよいこともあります。
いずれにしろ体を清潔にし、衣服を毎日変えるようにして爽やかな毎日を過ごされることに気をつけましょう!

  • POSTED at 2010年11月01日 (月)