患者家族会
1月16日(木) ≪ 第47回患者家族会 ≫ を開催しました。 『 新年の挨拶とお話 』 というテーマで病院長のお話がありました。
今回の患者家族会は参加者が17名。 お茶を飲みながら、熱心に病院長の話に耳を傾けていました。
2025年は超高齢化社会、働き手不足がますます深刻な社会問題となってくると思われます。
今のところ北斗わかば病院では、若い職員が入職してくれていますので、働き手不足にはなっていないと思いますが、近い将来職員が不足してくるという可能性は否めません。
そのうえで、今年は職員個々の能力アップ ・ 知識 ・ 技術を磨く年としてほしいと願っています。
昨年、若者の間で、「 タイパが良い ・ タイパが悪い 」 という言葉が流行りました。
これは、短時間で高い効果や満足度が得られた場合には 「 タイパが良い( 高い )」、反対に長時間を費やしても満足度が低いと 「 タイパが悪い( 低い )」ということです。
一般的に、タイムパフォーマンスとは費やした時間に対する満足度の度合いを示す言葉で、『 時間対効果 』 を表します。
けれども、私が言いたい “ タイムパフォーマンス ” とは、自分のためだけではなく、患者さんやご家族のみなさんにとっても、お互いに有効かつ価値のある時間の使い方ができるようになるということです。
「 “ タイムパフォーマンス ” はお互いにとって有効である。」という認識ができることがキーワードです。
患者さんに対する思いも、職員やご家族のみなさんとも、共有ができている。 と思っています。
それぞれにとって “ 大切な時間を共有をしている ” と思っています。
自分が35歳の時につくりたいと思い描いていた理想の病院が、だいたい出来上がってきていると思います。
今年で病院開院より20年を迎えることができます。
その意味も込めて、自分達は患者さんの大切な時間を使っており、その大切な家族のみなさんの時間も同様に使っている。 という意識を職員全員が持ってほしいと考えています。
- POSTED at 2025年02月26日 (水)