令和4年弥生わかばコラム

医療コラム

今月は用度施設の村松治が担当します

　今月は用度施設課の村松治雄が担当します　

　用度施設課というとあまり聞きなれない部署かもしれませんが、仕事の内容は病院内で使用する医療材料などの発注払い出し業務、入院患様が快適な入院生活をしてくための病院内設備全般の維持管理です。エアコンのフィルター清掃・椅子のパンクの修理・配管の詰まりなど多岐にわたりますが、不器用ながら頑張っています。
　近年各地で自然災害が多発していますが、ここ浜北は幸いにも災害が少ない地域と思います。ですが私が高校生の時（年がわかってしまうかな）、7月七夕豪があり3日3晩の大雨で大変な被害があった事を記憶しています。
　又8年ほど前になるかと思いますが、台風被害で当院も夜の9時から翌日の11時頃まで停電を起こし、自家発電機と備蓄燃料で対処する事が出来、幸いにも大事には至りませんでした。けれども、災害はいつ起こるかわかりません。
　そこで今回は、当院の防災に対しての取り組みをお話したいと思います。屋上に設置してある自家発電設備が停電時に院内に電気供給をします。自家発にて作動するものは、エレベーター2基・非常コンセント（人工呼吸器などの医療器械を作動）病室のパイピング吸引器を作動させるコンプレッサー・水を供給する給水ポンプ（トイレなどは手動で使用できます）・一部照明器具などです。
　自家発の備蓄燃料は防災倉庫に保管し、患者様の食料・水は3日分備蓄しています。火災の対応ついては、院内全てに火災報知器・スプリンクラー・消火器・消火栓を設置し、常日頃より火災・地震時対応訓練などを行っています。