平成27年 葉月 Dr.長嶋の医療コラム 

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医療コラム

平成27年 葉月 Dr.長嶋の医療コラム

リハビリは動きの良くない機能を意識して動かす・実践し続ける

日本全国あちらこちらで、日々最高気温を更新し“猛暑日”が続いていますが、皆様如何お過ごしでしょうか?!ノドの渇きを感じる前に水分を補給し、休憩もこまめにとるようにしましょう。室温の管理等にはお気を付けください!!

前回リハビリテーションについて、毎日少しずつリハビリをすることは勿論、いつでもどんなことでもリハビリになるということを考えて、効果的に動くことが理想だとお話ししたように、機能回復を目指したり、今現在の機能を維持する、悪化をさせないため、と少しずつリハビリに違いはありますが、動きの良くない機能を意識して動かすこと、実践し続ける、ということが肝要かと思います。

機能回復をさせるためのリハビリテーションとは、いろいろな関節や筋肉等を鍛えるためにトレーニングをすることです。そして時間や回数を意識した訓練をすることがポイントとなります。
≪歩く≫ということを考えてみると、精一杯頑張っても15分位しか歩けなかったけれど、2週間後には25分以上余裕で歩き続けられるようになる。というような目標を持つことです。また膝関節の屈伸運動をリハビリとして取り入れるのであれば、今は10回しか出来なくても、2週間後には20回出来るようにしよう!というような達成目標を持つことが必要です。このように目的意識を持つ事或いは目標をたてる事がリハビリを継続させるためには重要なことであり、動機づけにも繋がるのです。
但し自分の年齢と体力はちゃんと考慮し、無理のない目標をたてることが必要です。
それについては専門家に相談をしてください。

根気よく無理なく毎日少しずつリハビリを続けることが大事です。
手帳や日記などに記録してみると変化がわかりやすいのではないでしょうか?
血圧手帳の様にリハビリ手帳なるものをつくり、記録する習慣をもっていただけたらいいなぁと思います。

厳しい暑さが予想されますので熱中症には充分気を付けてください



  • POSTED at 2015年08月11日 (火)