前年度の資格取得者が1名、今年度は新たに3名が合格しました。
平成25年度より日本難病看護学会認定の難病看護師制度が始まりました。昨年度は1名の看護師が、そして、今年度新たに3名が初回の研修と試験に臨み、合格いたしました。認定を受け、今後は5年間の有効期限内に更なる研鑚をしていくことになります。
北斗わかば病院の難病看護師- 加納江理(認定番号1号)
- 伊藤輝江(認定番号80号)
- 赤石ゆかり(認定番号81号)
- 伊藤幸世(認定番号85号)
以下、難病看護学会認定の難病看護師に関するホームページよりの引用です。
学会で認定する難病看護師とは、所定の課程を終了し、難病看護の専門的知識を有して、難病患者への直接的ケアと、患者家族への長期に安全な療養環境を提供でき、保健医療福祉の支援ネットワークの核となって患者家族への医療サービス提供に包括性と連続性を持たせることができる看護師です。
日本難病看護学会認定;難病看護師とは、難病看護に関する幅広い知識と療養生活支援技術を有していると認められた者をいい、以下の役割を果たします。
- 1)疾患の病態・病期に応じた看護判断に基づき適切な実践ができる
- 2)難病の患者・家族が最良の療養生活を送ることができるよう相談・助言を行うことができる
- 3)難病の患者・家族の支援について、看護・福祉職等に対して助言・支持ができる
- 4)難病患者それぞれの生活を基盤としたネットワークをつくり療養を支援できる
経験とスキルを生かし、個々の支援チームの中でリーダーシップを発揮できる人材を学会として、認定することで、広く難病療養者の方の生活の質の向上に寄与することが期待されます。(http://nambyokango.jp/nambyokangoshi 2014.1.17)
当院には、多くの神経難病患者様が入院されています。そうした患者様のケアの質を向上させるために、今後も病院として難病看護師の資格取得とその後の活動を支援していきたいと思っています。
- POSTED at 2015年03月03日 (火)