わかば通信 8月号 

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わかば通信

わかば通信 8月号
第6回患者家族会

7月26日(木)第6回患者家族会が介護施設1階リハビリ室にて開催されました。

“患者家族の為のリハビリテーション”と題してリハビリテーション科科長小出がお話をさせていただきました。今回の講演の内容は、病院長杉本Dr.の第5回講演をうけて、ご家族様が患者様へのより具体的なリハビリテーションの係わり方についてです。

リハビリテーション科は、PT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)の3職種に分かれています。それぞれの職種の特性や、どのような仕事をしているのかという事をご理解をしていただく為に最初に説明をさせていただきました。

第6回患者家族会

次に≪どうして食品にトロミをつける必要があるのか!≫とか≪寝たきりになってしまうのはよくないと知っているけれど、座っている状態とでは体に対して何が変わってくるのか?≫等、日頃よりご家族様が『なぜだろう?どうしてなのかしら?』と思っている疑問についての、お返事となるお話をさせていただきました。またリハビリテーションを行ううえでのリスク管理(=患者様の状態に合わせて運動負荷を調整する事の必要性)や、運動をする為のリスク管理の注意点について説明をしました。

そして実際に、ご家族様より患者様に対して行っていただく事が可能な、リハビリテーションの実演とその説明を聞きながら、自分の腕をあげて試されているご家族様の姿も多数ありました。

日常の生活の中のちょっとしたコミュニケーションや、ご家族様からの患者様への声掛けの工夫によって、患者様の自発性が引き出され、能力の向上に繋がっていくという事もご理解いただけたのではないかと思います。患者様と深い信頼で結ばれているご家族様からの言葉かけは、患者様にとってとても大切なやる気の基となります!!これからもご家族様が積極的に患者様のリハビリテーションにご参加くださればと思いますよろしくお願い致します。

次回の開催は9月27日(木)です。

“土用の丑”
土用の丑会

7月27日(金)は“土用の丑の日”でした。

この日は病院・施設とも昼食に少し趣向を変え、鰻ちらしが提供されました昔から夏の土用の頃は暑さが厳しく、夏バテしやすくなるという理由から、精のつくものを食べましょうという習慣がありました。今日のように“土用の丑の日”には鰻を食べる!という習慣が一般化したのは、幕末の万能学者である平賀源内が、夏場に鰻を売る為に何かいい知恵はないものかと近所の鰻屋から相談をされ、≪本日土用丑の日≫と張り紙を出したところ、大当たりをしたことがきっかけと言われています。

これからが“夏本番”です。どうぞお体ご自愛くださいませ



  • POSTED at 2012年08月10日 (金)