*霜月 Dr.長嶋の医療コラム* 

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医療コラム

*霜月 Dr.長嶋の医療コラム*
11月になり幾分爽やかで寒さも感じられ、初雪の便りも聞かれるようになった今日この頃、
如何お過ごしでしょうか?

さて≪メタボリック症候群≫についてもうすこし話を進めさせていただきます

前回は5つの基準についてお話させていただきました

1) 中性脂肪の値が 150㎎/㎗ 以上
2) 善玉これる手ロールが 40㎎/㎗ 以下
3) 最高血圧が 130㎜Hg 以上
4) 最低血圧が 85㎜Hg 以上
5) 空腹時血糖値が 110㎎/㎗ 以上

さて検診などにより腹囲が男性は85cm以上、女性は90cm以上で上記5つのうち
2つ以上に当て嵌まる場合は、
立派なメタボリック症候群と言いますが、1つ以下の場合はどうなるのでしょうか?

ここに『特定検診』という発想が生じ保健指導などの必要性が生まれてきます

保健指導にあることの出来る人は、医師及び一定の研修を受けた栄養士、看護師、保健師さんなどです

保健指導には積極支援、動機付け支援などがあります。整理しますと、
検診などを受けた人で何も異常がない人、 何か異常があっても単独項目のみの人、
複数異常が認められた人に分けられ、それぞれその後の処置としては、
そのまま経過観察の人、動機付け支援が必要な人、積極的支援が必要な人、
薬物治療などのいい量が必要などに分けられます

こららについては、次回にお話いたします。では寒さに気をつけて元気にお過ごしください!!

  • POSTED at 2008年11月01日 (土)