OTミーティング(作業療法)H26.11.27
OT(作業療法士)は1回/月の頻度で患者さんの状態の共有や研修会の伝達、治療・評価法の勉強を目的としてミーティングを行っています。
今回のテーマはFAB(frontal assessment battery:前頭葉機能検査)という脳の働きを簡易的に検査する評価法について行いました。
「脳」というと脳卒中をイメージする方も多いと思いますが、パーキンソン病などの神経難病でも脳の働きが弱くなることがあります。そのような問題を把握して、動作方法や介助方法、生活の環境を工夫することに役立てていくための話し合いです。比較的短時間で可能な評価方法ですが、声の掛け方など細かな注意点を再確認していきました。
今後は、神経難病を持つ方々の脳の働きが症状の進行にともない、どのように変化していくのか継続的に確認して、療養生活に役立てればと思っています。