通常の健康診断や人間ドックでは、脳の健康状態は分かりません。
脳卒中は死亡率が高いだけでなく、片麻痺や言葉の障害など後遺症が高い確率で残る点で、がんや心筋梗塞と大きく異なります。
脳ドックは、無症状の人を対象にMRI、MRA、頸動脈エコーによる画像検査を中心として、無症候あるいは未発症の脳および脳血管疾患あるいはその危険因子を発見し、それらの発症あるいは進行を防止することを目的とします。
脳の病気は、高齢者だけの病気ではありません。
40歳を過ぎたなら、一度は脳ドックに足を運びましょう。
- □最近物忘れが多くなった。
- □頭痛、めまい、しびれ等の症状がある。
- □高血圧、高脂血症、糖尿病と言われた事がある。
- □肥満体形である。
- □飲酒、喫煙等の生活習慣がある。
- □家族に脳卒中になった人がいる。
一つでもチェックの付いた人は脳疾患のまえぶれかもしれません。
脳ドックをおすすめします。自分の命は自分で守りましょう。
脳血管障害は神経内科の専門領域疾患です。
当院の脳ドックの専任医師は神経内科認定医が行っています。
2023年7月より、Basicプラス 、VIPコースにブレインパフォーマンス(脳の健康度・通称ブレパ)をチェックするツール :のうKNOWを導入しました。
のうKNOWとは?
日々の生活をより充実させるための「ブレインパフォーマンス(脳の健康度・通称ブレパ)」が注目されています。仕事やスポーツで自分のパフォーマンスを意識するように、自身の脳のパフォーマンスについても考えてみませんか。
これは、「人生100年時代」を楽しく健康で暮らし続けるためにも大切です。
『のうKNOW』は「記憶する」「考える」「判断する」などの脳のパフォーマンスをチェックするツールです。
「私はまだまだ大丈夫!」と思っているあなたも、「のうKNOW」で現在の脳の健康度をチェックしてみましょう。
もの忘れが気になる方にはBasicプラスコース、VIPコースをお勧めします。
詳しくはこちら→ https://nouknow.jp/
当院のMRI検査は、従来型の圧迫感がある装置ではなくオープン型装置を採用しているため、比較的ストレスなく受けることができます。CTとは違い、放射線による被曝もありません。MRI・MRAなど最新設備を使い脳血管の状態や、生活習慣病の度合いについて検査致します。コースはBasicコース、Basicプラスコース、VIPコースと分かれます。 *脳ドックは自己負担となります(健康保険はお使いいただけません) |
Basicコース | 〜価格を抑えた受診しやすいお気軽コース(約2時間)〜 | |
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12,100円(税込) | |
Basicプラス コース(新設) |
〜のうKNOW(ブレインパフォーマンスチェック)を加えた もの忘れコース(約2時間)〜 |
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14,850円(税込) | |
VIPコース | 〜より詳細に検査し専門医の診察・食事指導もあるコース(2日間)〜 | |
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33,000円(税込) |
身体測定・血圧測定 | ||
身長や体重を測ることにより生活習慣病にも関係する肥満度をチェックいたします。生活習慣病は高血圧、糖尿病,狭心症、心筋梗塞、動脈硬化,脂肪肝、痛風などいろいろな病気の要因になります。 血圧異常は生活習慣として主に食事による影響があります。高血圧の人は血圧を測定し定期的に医師の指示に従って治療する必要があります。高血圧の予防には食塩の摂取量や体重のコントロールが重要です。 |
MRI | ||
現在の脳の健康状態と脳血管の状態を調べます。症状の無い小さな脳梗塞や、くも膜下出血の原因となる動脈瘤を見つけます。 |
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MRA | ||
脳の血管を撮影し主幹動脈を見ます。無症候性脳梗塞、血管の狭窄などを撮影いたします。 | ||
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頸動脈エコー | ||
頸動脈の狭窄(内側が狭くなり血液が通過しにくくなる状態)、動脈硬化をエコーで検査いたします。 |
のうKNOW 認知機能テスト | ||
『のうKNOW』 ブレインパフォーマンス(脳の健康度)のチェック :トランプカードゲーム感覚で、脳の反応速度、注意力、視覚学習、記憶力のチェックをして、脳年齢を算出します。 |
心電図 | ||
脳梗塞と関連する不整脈などの異常がないか心臓を検査いたします。 |
血液検査・尿検査 | ||
生活習慣病の有無を検査いたします。 |
診察・診断・指導 | ||
後日予約にて神経内科認定医による診察と結果説明をさせていただきます。医師が必要を認めた場合管理栄養士の食事指導があります。 |
診断 | ||
専門医により検査結果と診察などを総合的に診断し以後の健康的な生活への指導を行います。(VIPコースのみ) |