2階病棟のスタッフは看護師16名、介護士13名です。私たちのモットーは「笑顔で一杯の病棟」で、毎日明るく声をかけあい、ケアをしています。
北斗わかば病院には神経難病の患者様や多くの医療処置を必要とする患者様が入院されていますが、2階病棟の患者様はお元気な方も多く、毎日リハビリテーションに励まれています。私たちが大切にしているのは、そうした「一生懸命に病気や障害と向き合っている患者様の一番の味方になり、精いっぱいの応援をする」、ということです。
自宅への退院を目指している方や施設での生活を考えている方、長期に療養される予定の方、と様々な患者様がいらっしゃいますが、どの方も「自分でできることはやりたい」と希望されます。私たちは、その思いを大切にし、頑張っている患者様1人1人の味方になりたいと頑張っています。北斗わかば病院は療養病院ですが、自宅への退院を希望されている方には退院支援を積極的に行います。自宅へ退院することが様々な事情で困難な場合は、外出や外泊を検討し、住み慣れた自宅で過ごす時間を提案しています。病気や障害の状態で、ベッドから離れることすら難しい患者様もいますが、そうした患者様には、レクリエーションを企画し、ご家族様にご参加いただくことで患者様とご家族様との時間を創り出せるように関わっています。病気や障害を抱えていてもその人らしく生きていく事を支えていくことが私たち2階病棟の目標とするケアです。
3階病棟は看護師21名、介護士13名で48床の患者様のケアをしています。3階病棟には、医療措置が多く重症度の高い患者様が最も多く入院されており、常に人工呼吸器のアラームや吸引の音が病棟のあちらこちらから聞こえます。
そうした環境の中で、私たちの大切にしているのは「患者さんに気持ちよくゆったりと療養してもらうケア」です。体を動かすことも出来ずベッドから離れることが難しい、言いたいことが十分に伝えられない、自分の力で食べることや呼吸することができない、という状況の患者様にとっては、ベッド周囲の環境がとても大切だと思っています。医療機器の管理を正確に行うこと、気持ちのよい清潔なシーツや週に3回の入浴、文字盤や伝の心(パソコンを使ったコミュニケーションツール)での会話、などベッドの周りの世界が中心となっても、患者様に「気持ちいい」と感じてもらえるようにきめ細やかなケアを心がけています。お風呂に入って気持ちよさそうに目を細めたり、文字盤で言いたいことが伝わって満足そうに頷かれたりする患者様の表情に、私たちも嬉しくなります。これからも、患者様の生きる営みを支えるケアを丁寧に続けていきたいと思っています。
こんにちは!4階病棟です。私たちの病棟は「“お互い様”で働きやすい病棟を作り、毎日元気にケアしよう」と、ワークライフバランスに取り組んでいます。
4階病棟は、多様な働き方をしているスタッフが多い病棟です。短時間勤務、パートさん、夜勤免除等、様々な事情があって、それぞれが個人のライフスタイルに合った働き方を選択しています。もちろん夜勤をするスタッフもいますが、その回数もそれぞれの事情に合わせて選択しています。だれもが無理なく働くことが、働きやすさにつながり、毎日の元気の源になっています。
師長を含め、残業はありません。だれもが定時に帰ることができる職場であり、健康で働けるように十分な休暇を取得できる職場です。それにはお互い様という気持ちが大切で、休暇をお互いに調整したり、業務を時間内に終わることができるように協力しています。十分な休息を取ることで健康になり、定時に帰って家族との時間や余暇を楽しむゆとりが生まれることで、誰もが働き続けられる職場になりました。働き続けることは、北斗わかば病院が取り組んでいる難病看護の学習をコツコツ積み上げることにも繋がって、昨年度も難病認定看護師が4階病棟から誕生しています。経験豊富なスタッフが長く働き続けることで、これからも難病の患者様、多くの医療処置を必要とする患者様に専門性の高いケアを提供できるように頑張っていきます。